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デジタル図鑑
デジタル図鑑の『岩石図鑑』へようこそ!
石ってどこでできるのかな?
『石の世界はおくが深い』って、先生が言うんだけど、どういうことだろう?ちょっと見てみようかな?

岩石図鑑石ができるところ。できあがる過程。そこで色んな石が生まれる。
石が出来るメカニズムを見てみよう!
ここで石が生まれる! 【火成岩(かせいがん)】【堆積岩(たいせきがん)】【変成岩(へんせいがん)】
石について調べる前に石のできかたや、できかたによる石の特徴(とくちょう)について知っておきましょう。
石はできかたによって火成岩堆積岩変成岩の3つに分けることができます
先生、これが石の出来るメカニズムなんだね。
どうだい。とてもダイナミックだよね。
石はとっても大きな『地球の動き』によって作られているんだ。
石には地球の記憶が残されているんだね。
じゃあ、今度は石の説明をみてみよう。下の方へ移動するよ。


【1】火成岩(かせいがん)
マグマが冷えて固まってできた岩石です。ルーペで観察(かんさつ)するといろいろな鉱物(こうぶつ)の結晶(けっしょう)が集まってできているのがわかります。火山岩と深成岩に分けられます。

火成岩 火山岩(かざんがん)
火山岩
マグマが地表または地下の浅いところで比較的短時間で冷え固まってできたものです。このとき結晶になりやすい鉱物は大きい結晶(斑晶)になりますが、結晶になりにくい鉱物は結晶が十分成長しないうちに冷え固まってしまいます。このため、微細な結晶や結晶になっていない鉱物の集まりである石基の中に斑晶が混じった斑状組織というつくりが見られるのが特徴です写真の安山岩では白い部分が斑晶灰色の部分が石基です玄武岩(左写真)では斑晶はほとんど目立ちません。

深成岩 深成岩(しんせいがん)
深成岩
マグマが地下の深いところで長い時間をかけてゆっくりと冷え固まってできたものです。結晶が時間をかけてゆっくり成長するので結晶の粒の大きさがそろった等粒状組織というつくりが見られるのが特徴です。写真は花こう岩の等粒状組織で、黒い部分が黒雲母、白い部分が長石、灰色の部分が石英です。火成岩はふくまれる鉱物の種類もさまざまです。石英や長石などの無色透明または白色の鉱物を無色鉱物といいますがこれらが多い火成岩は全体が白っぽく見えます。黒雲母、角閃石、輝石などの有色鉱物を多く含む火成岩は全体が黒っぽく見えます。

【2】堆積岩(たいせきがん)堆積岩
堆積物が固まってできた岩石です。もとになった堆積物の種類によっていろいろな堆積岩ができますが、よく見かけるものをあげておきます。

砕屑岩(さいせつがん)
岩石の風化によってできた泥や砂、小石などが固まってできたものです。粒の砕屑岩大きさによって次のように分けられます。
泥 岩
砂 岩
れき岩
泥岩
砂岩
れき岩
粒の大きさが0.06mm以下の粘土や細かい粒が固まってできたものです。 粒の大きさが0.06〜2mmの砂粒が固まってできたものです 粒の大きさが2mm以上の小石が固まってできたものです。

凝灰岩(ぎょうかいがん)
火山灰が固まってできたものです。
石灰岩
チャート

石灰岩
チャート

サンゴや貝など石灰質の骨格や殻をもつ生物の死がいが堆積して固まってできたものです。石灰石ともいわれ、二酸化炭素を発生させる実験に使われます。 沈殿した石英やケイ酸質の殻をもつケイ藻や放散虫の死がいが堆積して固まってできたものです。
堆積するときに生物の死がいなどがいっしょに堆積すると骨などの腐(くさ)りにくい部分が化石になって残ることがあります。そのため、化石をふくむことがあるのが堆積岩の特徴(とくちょう)です。

【3】変成岩(へんせいがん)変成岩
地下の高温や高圧によって岩石にふくまれる鉱物の種類や岩石のつくりが変化することがあります。このはたらきを“変成作用”といい、変成作用によってできた岩石を変成岩といいます。

変成岩の一部分をご覧下さい。
結晶片岩
千枚岩
黒色片岩
結晶片岩
千枚岩
黒色片岩
強い力によって鉱物の結晶が一定方向に並んで縞模様を作ったり、一定方向に割れやすくなったりします。 粘板岩が比較的低温で高圧を受けると千枚岩になります。 千枚岩がさらに強い力を受けて変成がすすむと黒色片岩になります。

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